2015年11月19日

鹿猟へ行って参りました

11/15 狩猟解禁となった初日、いつも美味しい鹿肉を納品して頂いている猟師さんと(師匠)先輩方を含め計5名で鹿猟へ連れて行ってもらいました。

この日は朝から小雨が降っていたりと、なかなかなコンディションでしたが結果から申しますと一頭捕獲できましたicon12


今年の2月に師匠に初めて猟の見学をさせてもらってから約9か月、自分の猟銃を持って山へ入れたことは色々な方のご協力あってのことだと思っています。

本当にありがとうございます。


さて、肝心の猟の内容ですが…今回は巻き狩りという方法で猟をした訳ですが、簡単に言いますと鹿を追い立てる役と追い立てられた鹿を待って撃つ役とに分かれての猟になりますicon12

私は今回は一応両方の役を体験させて頂きました。







このような山道を4Kg近くある銃にその他諸々の装備を身に付けて歩くわけですが…


きつい!!!


普段運動不足の私にはかなり辛い山歩きでしたicon11


山の中には上りに下りに沢渡りに色々なシチュエーションがございまして、師匠たちは周りの状況に五感をフルに活用して歩いていましたが、私は…



足元見て転ばない様に、そしてぜーぜー言いながら付いて行くのが精いっぱいicon11



猟とは、かなりハードな仕事ですねicon10



最終的に師匠が一頭仕留めまして、初猟ということで「後ろ足一本」「前足一本」「背ロース一本」を頂きましたicon06


猟師に対するイメージはコワイとか、無口で頑固!なんてものを持っていましたが、師匠をはじめ優しい方々ばかりですicon14








さてそんな初日でしたが、そもそも私が何故狩猟を始め、そしてお店のブログにアップしていこうと思ったか、理由を少しお話しておこうと思います。




そもそも一番最初に狩猟をやってみようと思ったのは3年ほど前に長野駅前に「クマ」が現れたことがあったのですが、皆様覚えていらっしゃいますか?

あの時に、警察・消防は土手の上にて待機していまして実際に捜索にあたっていたのは猟友会のおじいちゃんでした。(失礼)

私は当時現場近くに勤めていたのでたまたま土手で野次馬ができているのを発見し、自分も野次馬になり一部始終を見ておりました。


その後、猟友会について調べてみると高齢化だったり、狩猟人口が減っている現実等を知り…自分もああいったクマが出た時等に貢献したいという想いで所持許可試験を受けました。


ただ、その後はこのフローリアのお店の立ち上げ~運営で手一杯でそのままになっていました。

そして、去年師匠と出会い猟の話や見学をさせてもらい、元々行っていた信州ジビエ料理をもっと深く知りたいという想いや、自分の故郷である長野の害獣問題に少しでも関わりたいという想い、様々な想いを持って所持する事を決めました。

猟の現場から、調理を経てお客様へ食べて頂くまでを自分の手で行い、責任を持って安心安全に召し上がって頂けるよう、日々の研究努力をしていくことを肝に銘じております。


狩猟という特性上様々なご意見があろうかと思います。

全ての方に理解して頂こうとは思いませんが、興味本位のみで狩猟に携わった訳ではないことだけは知って頂きたいと思います。






ちなみに、この初猟でご一緒した先輩のお一人がなんと、あの時私が野次馬で見ていたクマの駆除に当たっていたご本人でしたicon12





今後ともリストランテ フローリアを宜しくお願い致します。











  


Posted by Ropia at 14:33シェフの狩猟日記

2015年10月16日

狩猟免許無事GET!

先日受けた狩猟試験の合格通知が届きましたicon12

どうせ取るならってことで、鉄砲の「第一種銃猟免許」とついでに「わな免許」と両方取得しましたicon12




今年は「山を知る事」を自分のテーマに掲げていますので、罠なんぞやったところで獲れないと思いますので、免許は取りましたが罠猟は来季に持ち越しにしようと思います^^

まずは、安全を第一に山をしっかり勉強したいですicon14


これで猟へ行くべき必要な資格を全てコンプリートしましたので、11月15日!早速ベテランハンターさんに付いて勉強ですicon14







  


Posted by Ropia at 18:53シェフの狩猟日記

2015年10月03日

狩猟用ナイフ最終工程へ…

春先より、自作の狩猟用ナイフ制作プロジェクトが始まっておりましたが…(といってもさぼりまくりですけど…(笑)

やっとこさ焼き入れ段階までやって参りましたicon12










といった感じで、なから削り作業は終わりましたicon10

こんな感じのところから作ったので頑張りましたよ…ね?(笑)




ステンレスの板が道具へと変わっていく様を自分の手で作っていく事はなかなか感慨深いものがあります(ちょっと大げさですね。


これで焼き入れ作業は流石に自分ではできないので業者さんへお願いしますが、来週末には焼きあがってくる予定ですicon12


その後は取って部分を付ける訳ですが、取手は勿論「鹿の角」で作りますicon14

鹿の角で作る取手は「スタッグハンドル」という高級品でございますicon12

多分、そこまでの行程は問題ないんですが…

一番心配なのは、最後に刃がしっかりつくかicon10ってことです。

なんせグラインダーで目分量で刃を出してますからね…icon11

まぁ、最悪切れないナイフ…模造刀という事になるかもしれません(笑)

それはそれで鹿の角使っている訳ですし、飾っておきましょうか…icon11





















  


Posted by Ropia at 20:08シェフの狩猟日記

2015年10月01日

自己啓発ステッカー作成

今年は11月15日の狩猟解禁日より師匠について初猟に行く予定ですが…

何を置いてもまずは安全第一icon09

狩猟において最も大事なことは【無事故】で安全に狩猟をおこなう事ですicon12


こればっかりは人命に直結してきますので、「まぁ、大丈夫かな」とか「多分…」とか「とりあえず…」など許されません。

という事で、常に初心を忘れることなくハンター見習いとして頑張っていこうと思っています。

獲物が現れるとやはり「獲りたい」気持ちが全面にでてくるそうです(←経験ないので…

そこで、そんな時こそ冷静に…まずは安全を100%確保してからの狩猟。

自分がいつでも冷静でいられるように、ステッカーを自作しましたicon06




名付けて…【矢先安全ステッカー】


これを見ながら、逃げられても山は逃げない!という事を常に頭に入れて冷静でありたいと思います。











  


Posted by Ropia at 21:06シェフの狩猟日記

2015年09月25日

狩猟試験 講習会へ行ってきました☆

本日は朝8時30分から16時頃迄みっちりと「狩猟試験」の講習会を受けてきましたicon12







法律の関係、猟具の取り扱い、銃器の取り扱い…あと、色々とにかく詰め込んできました(笑)

試験まで約2週間、今日より勉強の日々ですねicon10

安全な狩猟をできるよう、しっかり勉強して猟期に活かしたいと思います!!


そして、同じ若者(私も一応そっち側にしておきますw)の狩猟仲間も増えました!

何が嬉しいって、仲間が増えることが一番嬉しいですね(´▽`*)

志の高い方達なので、自分もしっかりと目的意識を持って狩猟に臨みたいと思います!!(まだ受かってないけどw










  


Posted by Ropia at 21:20シェフの狩猟日記

2015年09月14日

狩猟試験申し込み完了!

さて、今日は狩猟についての記事になりますicon12

銃を持って鹿を取るには実に様々な資格や認可、申請が必要になりますが…これが最後の試験icon14

実際に狩猟をするための資格ですねicon14

現在の私は、銃の所持許可は受けておりますので射撃場で撃つ分にはすぐにできますicon06

が、銃を使って獲物を獲るにはこの狩猟免許が必要になるんですねicon12

そして、狩猟免許には大まかに「銃」を使う免許に「わな」を使う免許とございまして、種類もわかれています。

今回私はどうせ取るなら両方取ろうと思い、両方の試験申し込みを致しましたicon12








なにやら細かい字が沢山書いてありますicon10


しかし、事故を起こさず安全に狩猟をするために必要不可欠な知識だと思いますので、試験に受かればいーや!という事ではなく、しっかりと隅々まで頭に叩き込みますicon05

一発の銃弾で他人の人生を左右してしまう大変な道具を所持しているという事を心にしっかり刻んで、今の気持ちを忘れない事が大事だと思っております!

と、常に気を引き締めている訳ですが…あと2ヶ月後には狩猟解禁日(11/15)がやって参りますicon06

初日、猟師さんに連れて行って頂く事になってますので、「試験に落ちたので行けませんicon11」なんてことにならない様にしないとですねicon10


今年は獲物を獲ることよりも、山で安全を第一に行動することやマナーを教えて頂いたり、猟の方法などをしっかりと学ぼうと思います!


一先ず、自分の銃が手元に来てから射撃場に行っていないので…行ってこないといけませんねicon11


獲物が獲れたら、県の認定加工所で肉にしましてフローリアでお出ししたいと目論んでます。

信州の新ブランド【信州ジビエ】をもっとたくさんの方にして頂く為に、日々精進します。






















  


Posted by Ropia at 16:13シェフの狩猟日記